大切なことをわかりやすく

 

医学的なことをはじめとする専門的な内容を、一般の人にもわかるようにつたえることはとても大切なことです。

しかし、医療の専門家は、自分たちがふだん使っている専門用語に慣れてしまっていて、

一般の人たちに、どんな言葉を使えば、わかりやすいのか、なかなか気づくことができません。

むずかしい話を余計むずかしくしてしまいかねないのです。

 

正しい知識が必要だからこそ、よりわかりやすく、

実践してほしいからこそ、よりとっつきやすく

継続してほしいからこそ、続けられるものを

 

はたらき盛りの健康を支援する産業保健分野で働く産業医や保健師はもちろん、

地域で働く保健師、看護師が、

大切なことをわかりやすく、そして、笑いがとれる健康教育を学ぶ学校を開校します。

 

 

なぜ、「笑い」が必要なのか?

大切なことをわかりやすく・・・は、わかるけど、なんで「笑い」なん?

そう思われた方もいるかもしれません。

 

 

私たちが目指す健康教育は、単なる知識の伝達ではありません。

健康的な生活習慣を身に着けることであったり、

危険な行為や習慣をやめたり、へらしたりすることです。

行動に移してこそ、健康教育は成功なのです。

 

ところが、多くの場合、

えらいお医者さんの話を聴いたり、

専門的な情報を聴くと、

「良い話を聴いた」で終わってしまうことが多く、

書き留めたノートを、もう一度開くことはありません。

 

このグラフは、人の記憶力を示す曲線です。

 

どんなに良い話を聴いても、

20分後には、半分近く忘れてしまうのが人間なのです。

 

だからこそ、

より印象に残り、記憶にとどめるためには、

インパクトが必要です。

 

そして、私たちの記憶は、

感情が揺さぶられた時に、

より強く残るということも知られています。

 

であれば、

「わはは!」と笑ったり、

楽しいという感情が沸き起こるようなセミナーであれば、

記憶に残りやすいのです。

 

 

 

人が行動を起こすには

人が行動を起こす時は、どんな時でしょうか?

 

大きく分けて2つのパターンが多いのではないでしょうか。

それは、「心に火がついたとき」と「お尻に火がついたとき」です。

 

保健指導や健康教育では、

「お尻に火をつける」 脅かし型の教育をしてしまうことが多いのですが、

「心に火をつける」 ことも大事。

 

健康は、ただ、健診データを改善させることや体重を落とすこと、

ダメだと言われる行動を変えるため・・・だけを目標にすると、

なかなかモチベーションが長続きしません。

 

痩せてどうなりたい、

血圧が下がったら、どうなりたい、

血糖値が下がったら、どうなりたい、

その先にある目標に近づくことが、人を行動に駆り立てます。

 

あなたは、人の心に、ポッと火をともすような

健康教育をしてみたくはないですか?

 

産業保健の知識とスキルを学ぶ

昨年末、ストレスチェックが義務化されて、

急に、産業医、保健師、産業看護師の存在が注目されはじめました。

ストレスチェックを実施するためには、なくてはならない存在だからです。

 

ところが、看護教育の中では、働く人の健康について学ぶ時間数はとても少なく、

保健師の資格を取ったとしても、そのメインは地域保健です。

産業保健は、就職してから、現場で学ぶしかありませんでした。

元々、産業保健分野には保健師も看護師も少なく、

先輩がいないところに、ポツンとひとり配置されて、

わからないまま、なんとなく経験を積んでいることが少なくありません。

 

私自身、手探りながら、現場で学んだり、

色々な研修を受けに行って、

なんとか一人前に仕事ができるようになったのです。

 

そのノウハウを集めて、

系統的に学べるとしたら、どうだろう?

企業が、働く人たちが求める人材を育てていくことが必要なんじゃないか?

 

そこで、思いついたのが、

産業保健に必要な知識やスキル、

保健指導に必要な面接スキルや、

健康教育に必要なプレゼンスキルがまとめて学べるとしたら、

健康経営が求められるこの時代に

必要な人材を送り出すことができるかもしれない・・・

 

よし! やろう!

はたらき盛りを元気に過ごすことは、

地域での生活もイキイキとかわるはず。

 

いよいよ、さんぽスクール開講です。